京都市右京区にある「二尊院」は、平安時代初期に嵯峨天皇により、慈覚大師を開祖に建立された古刹です。
ご本尊の二尊をお守りするお寺を囲うように染まる鮮やかな紅葉は風情があり、秋の嵐山を訪れる際には欠かせない立ち寄りスポットです。
目次
二尊院の紅葉 基本情報
【名称】 二尊院の紅葉
【紅葉の見頃】11月中旬~12月上旬頃
【場所】〒616-8425 京都府京都市右京区嵯峨二尊院門前長神町27
【アクセス】:JR「嵯峨嵐山駅」より徒歩約15分
市バス「嵯峨釈迦堂前」下車後、徒歩約10分
【概要】 来場者数:不明
【ライトアップ】 残念ながら二尊院では、紅葉シーズンに夜間ライトアップを実施しません。
【駐車場】: 10台の無料駐車場あり
有料駐車場はこちら
【トイレの数】:あり
【問い合わせ先】:二尊院(075-861-0687)
【公式サイトURL】:http://nisonin.jp/
二尊院の紅葉の見どころ
嵐山の紅葉の名所であり、「モミジの馬場」として知られるスポットです。
見どころは何と言っても参道を染める鮮やかな紅葉であり、見ごたえある風景を楽しむことができます。
また境内も鮮やかに染められ紅葉に包まれているかのようであり、天皇の使いのみが通れた勅使門など歴史的価値のある建造物とのコラボレーションもあり、一見の価値ある紅葉スポットが随所にあります。
二尊院の紅葉|周辺紅葉スポット3選
① 常寂光寺
住所:京都府京都市右京区嵯峨小倉山小倉町3
オススメポイント:重要文化財の多宝塔とモミジとのコラボレーションに、京都の秋らしい風景を楽しむことができます。
さらに小倉山の中腹に位置する寺院では、境内から嵯峨野の景色を一望することができます。
② 祇王寺
住所:京都府京都市右京区嵯峨鳥居本小坂32
オススメポイント:平清盛の寵愛を受けた祇王が入寺したことで知られる、『平家物語』の悲恋の尼寺です。
侘び寂びの雰囲気が漂う空間の、真っ赤に染まるモミジの散紅葉の風景は趣きがありとてもおすすめです。
③ 厭離庵
住所:京都府京都市右京区嵯峨二尊院門前善光寺山町2
オススメポイント:元々は平安時代の歌人・藤原定家の小倉山荘跡であり、現在は臨済宗天龍寺派の寺院です。
秋の紅葉の見頃に合わせ、期間限定で特別に境内が公開される穴場的な紅葉スポットです。
二尊院の紅葉の注意点とポイント情報
■ 注意点:二尊院の紅葉の見頃は例年11月中旬~12月上旬頃ですが、その年の気候により前後にずれることがあります。
なるべく見頃をはずしたくないという方は、インターネットなどで葉の色付き状況をこまめにチェックされることをおすすめします。
■ ポイント情報:長い歴史を持つ二尊院は、浄土宗の開祖・法然上人二十五霊場の第17番霊場でもあります。
法然上人霊場巡りをしながら紅葉を楽しむというのも、秋の京都の楽しみ方の1つにないます。
二尊院の紅葉の混雑状況・混雑情報
混雑状況 : 美しい紅葉を見られる二尊院では、見頃を迎える時期になるとやはり混雑は避けられません。
しかし他の紅葉名所と比べると割合、混雑は避けられる傾向にあるようです。
なるべく人が写らない紅葉写真を撮りたいという方は、開門直後がおすすめです。
中でも平日の開門直後は、比較的空いているようです。
二尊院の紅葉のまとめ
「二尊院の紅葉」の名所の魅力、見所:
・背景の小倉山の紅葉とのコラボレーション
・境内にも囲うように紅葉があり、散紅葉も見応えあり
などが挙げられます。
赤・橙など様々に色付く紅葉と古刹の重厚な雰囲気がマッチして、とても風情ある光景を楽しむことができます。
小倉山山麓に位置する自然に包まれたような景色を味わえますので、ぜひ足を運んでゆっくりと堪能してください。